GUST NOTCH? DIARY

SAYURI

借金のカタに売られてしまった千代は芸者としての稽古を積まされていたが、離れ離れになってしまった姉と共に逃げ出そうとして失敗し、女中として働くことになった。辛い生活の中、ある日、素敵な紳士に出会い、かき氷を買ってもらった。彼女は、その紳士に再開するために、芸者になりたいと思った。
日本人芸者の話なのにチャン・ツィーなど中国系女優を起用したことでブーイングがあったりしましたが、作品の出来としてはあまり気にならない。前半の子供時代を演じた大後寿々花ちゃんが好演しているのが効いている。
結局は「シカゴ(asin:B0009WLMIS)」のロブ・マーシャルが監督しましたが、元はスピルバーグが監督予定だったということで、音楽はジョン・ウィリアムス。そして、チェロ演奏がヨー・ヨー・マ。ちょっとサントラにも魅かれますね。
でも、主演といい、音楽といい、日本人の方が良かったかな、と思うのは、私が日本人だからなのでしょうかね。といいつつも主演候補となるいい人を挙げられないのですけど。音楽の方は、坂本龍一とか、梅林茂とか候補がすぐにでてくるのですが。
でも、なんだかんだ言って、チャン・ツィーの微笑みは可愛いのです。
この作品、原作の翻訳における日本語がすばらしいという評判で、一度読みたいと思っているのですが、未読です。