高校生の真琴は、ふとしたきっかけからタイムリープする能力を身につける。テストや遅刻を帳消しにするために使い、便利だと思っていたが、実は回数に制限があることに気がつく。最後の一回を使ってしまった直後、親友の功介に危険が迫る。いつもなら時間を戻すが、もうそれはできない。
土日は激混みなので、平日を狙って行ってきました。さすがにすいてました。
良いです！評判に違わず。オリジナルのストーリーを踏襲しながら、現代の話に置き換えています。主人公の真琴は、まさに今時の女子高生。そして、その叔母として、原作の主人公である芳山和子が登場します。彼女のセリフや部屋に飾られているラベンダーなど、原作の設定を尊重していて、それをうまく生かしています。
そして、そんな設定を知らなくても、時間旅行のジレンマや恋に悩む主人公だけで、きちんとしたひとつの作品世界になっている。単体の作品として、文句なしです。私は好き。
上映館が限られますが、ひさびさに他人にお薦めできる作品です。
