GUST NOTCH? DIARY

地下鉄に乗って

小さな衣料品の販売会社でセールスをしている真次。弟から、父が入院したという知らせが来るが、父に反抗して籍を抜いてしまった手前、合いに行くのをためらっていた。いつものように地下鉄の出口をでると、少年時代を過ごした実家の近くに出た。しかも昭和39年、兄が事故で亡くなった日だ。
珍しく原作既読です。つい二年くらい前に。「マイナス・ゼロ(ISBN:4087504913)」ほどではなかったですが、私の中では高評価でした。さて、映画は?
正直なところ、導入部分くらいは覚えていましたが、展開を忘れていたので、新鮮な気持ちで見れました。でも、だいたい原作どおりだったと思います。
ノスタルジィ路線で「三丁目の夕日(asin:B000EPE77S)」の二匹目を狙ったのかと思っていたのですが、作りを見ても、配給を見ても、そういうわけではなさそう。
いわゆる、「いい映画」という感じの評価です。
あまり気になりませんが、この映画の「現代」は1994年ごろなんですよ。