GUST NOTCH? DIARY

ラッキー・ナンバー7

仕事をくびになり、彼女には浮気され、強盗にあい財布は盗られる。さんざんな目にあったスレヴンは友人の家を訪ねるが、彼は留守。とりあえずシャワーを浴びて出てくると、今度は見知らぬ男たちがあらわれた。どうやら、友人のフィッシャーと間違えられているらしい。間違われたままかれらのボスのところへ連れて行かれてしまう。
主人公同様、見ている側も何がなんだかわからない状態のまま話が進んで行く。次々と起きるイベント。そんな中で怪しげな動きをみせるブルース・ウィリス。最後には断片的に示されてきた過去がつながる。面白いです。
原題は「Lucky Number Slevin」。一応「7」という数字は出てきますが、本編とは特に関係がない。タイトルに主人公の名前が含まれていることを知っていて見るのと知らないでいて見るのとではちょっと印象が違ってしまうのではないかというのが気になる。タイトルでは「ラッキー」な「スレヴン」が、作中ではツイテない男。この対比がわかっていてラストを見るのと、単純にラストを見るのとでは、納得度が変わってくるのではないかと。
ブルース・ウィリスは「16ブロック」の時と違って、また前の顔に戻ってました。撮影はこっちの方が先だったのかな?