GUST NOTCH? DIARY

マリー・アントワネット

フランスとの政略結婚のために、14歳でオーストリアから嫁入りしたマリーアントワネット。しかし、16歳の皇太子、ルイ16世は錠前づくりと狩に夢中で夜の生活はさっぱり。彼女は日々の楽しみをファッションや食べ物に求めた。
悪妻の代名詞にされることの多いマリーアントワネットですが、この作品では、彼女の視点から、政治的動きを描くのではなく、あくまでも一人の女性の生活を描いています。
キルスティン・ダンストが10代の少女ってのにはちょっと無理があるかと思いますが、映画としては斬新です。この時代の作品の場合、大抵は当時の音楽を再現するような音楽を使うと思うのですが、ポップスを使ってくる。終わり方も斬新です。ここで切りますか!監督の主張がはっきりとしています。
なんといってもベルサイユ宮殿ロケは強い。それだけでも見る価値はあるかも。