警察の遺体安置所で働く山崎は「髮フェチ」。綺麗な黒髪をみつけると死体の髮を切り持ち帰っている。ある日運ばれて来た死体は、死んでもなお髮が伸び続けていた。山崎はその遺体を家に持ち帰り、髮をエクステンションとして美容室に売り歩いていた。一方、優子はスタイリストの卵。美容室に勤めながら、技術を磨いていた。
主人公は栗山千明のはずなんだけど、大杉漣が凄い。これ以上の怪演はしばらく見られないだろうというくらい凄い。このキャスティングをした人も凄いし、受けた方も凄い。
ただ、そのおかげで、他のキャストはおろか、ストーリーまでもが大杉漣に食われてしまっているような気がしないでもない。ホラーとしては、ビジュアルは新鮮だが、インパクトはイマイチ。
人によっては、怖さよりも気持ち悪さの方が強いかもね。楳図かずおか伊藤潤二あたりでマンガ化した方が怖さはでるだろう。
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