互いに転校生だった貴樹と明里。いつまでも二人の時間が続くと思っていたが、明里の転校により中学は別々になってしまった。手紙のやりとりを続けていた二人だが、今度は貴樹が鹿児島に移ることが決まった。簡単には合えなくなる距離に離れてしまう前に、一年ぶりに再会の約束をし、電車に乗り込む。外は雪がちらつき始めた。
二人をとりまく三つの物語。それぞれの時間が流れ、心もうつろう。
いいですね。こういうの好きです。時間を変えての連作というのもいいし、視点の移りかわりもいい。そして、絶妙なのは主題歌。この曲に合わせて作られたかのようなストーリーで、これ以上ないというマッチングを見せます。
これまでの作品も気にはなっていたのですが、今回が初。いままでのも見てみたくなりました。
