GUST NOTCH? DIARY

新宿バルト9の発券システムが面白いらしい

新宿のバルト9。新宿東映の跡地に去年の二月にオープンしてからもう一年以上経っていますが、実はいまだに行ってません。新宿に映画見に行く機会も減っているので、記憶と記録が正しければ、前に新宿で映画を見たのは2005年の12月に「CUBE ZERO」をジョイシネマに見に行ったのが最後でした。
さて、そのバルト9の発券システムがとても素敵らしいという記事。

どうやら、チケットを買うときにバイトの人と「潜水艦ゲーム(一般には海戦ゲームというらしい)」ができるらしい。
という冗談はさておき、客側にディスプレイが出ているシステムというのは珍しい。これだけでも行ってみたくなったぞ。
大抵は紙の座席表を見ながら座席番号を指定する。売る人にしか空席状況が分からない場合は、前方・中央・後方、真ん中・通路側などを言えば「◯列の△番はいかがですか?」みたいになる。渋谷東急の場合はラミネート加工した座席表に直接ホワイトボードマーカで×を付けていって(なんともアナログ)、客側にも空席が分かるようになっている。また、劇場によっては座席選択画面をお客の方に向けてくれて、両者が同時に見れるところもある。バルト9の場合、お客にも空席情報が分かるようにしようとしたという点は評価できるのだけど、それが中途半端で余計に混乱を招いているということなんだろう。
まずそうなのは

  • 客側にも座席表を見せているにもかかわらず、そこには座席番号が書いていない
  • 両者とも紙の座席表を基準にすればいいのに、画面を見せているせいでどちらも画面を基準にしてしまう
  • 客に空席情報を見せているので、客側もピンポイントで座席を指定しようとしてしまう

というあたりでしょうか。多分、他の映画館同様、空席を見せないようにして紙ベースで大体の位置を指定してもらえば、いくらか改善するような気がします。ベストなのは、客側の画面がタッチパネルになっていて、直接選べるというのがうれしい。
さらにもうひとつ気になるのは、このシステムだけでなく、客の導線がどうなっているかという点です。多くの場合、フォーク並びで並んで、空いた売り場に次の人がいきます。さらに、混雑時には直近の作品のための窓口をひとつ専用に設けて、長い列には並ばなくてもいいように、上映開始に間に合うように融通してくれます。そういうこともやってないんですかね?