GUST NOTCH? DIARY

地デジ移行まであと3年なわけだが

うちの実家のあたりは今月になって試験放送がやっと始まったという状態。遅すぎないか?
山間部なので電波状態は良くない地域。元々、VHFではうまく映らないところなので、UHFのサテライトで受信していた。そんな地域なので、一応ケーブルテレビ局はあって、そこが再送信もしている。実は地デジも試験電波より先にケーブルテレビが再送信していた。それが始まったのも比較的最近なわけだが。
かといって、地域住民が全部ケーブルテレビに加入しているわけではない。そういう世帯では、仮にいままで地デジ対応機器を持っていたとしても使えなかったわけだ。で、これからやっと、「現在のアンテナで映るのか?」「アンテナの向きを変える必要はあるのか?」「ちゃんと受信できるのか?」を確認することになる。
高齢化が進んでいるので、地デジについてきちんと理解していない人が多いことも予想される。うちの父親は去年までアナログ停波だとは思っていなかった。単にデジタルが始まるだけだと思ってたんですね。「完全移行」ではなく「完全普及」だと。
こんな状況で本当に3年後に停波して、混乱がおきないとは到底思えない。
さて、うちの実家の場合はケーブルテレビに加入しているので、とりあえず地上波についてのアンテナの心配はない。しかし、現在アナログで再送信してくれているBSデジタル放送がどうなるのか情報がない。この3年のうちにちゃんと対応してくれるんだろうか?
なぜこんなことを考えているのかというと、そろそろテレビを買い換えたいというので、いろいろ調べてるところだから。CATVパススルーとかSTBが必要なのかとか。とりあえず新しい機器を買っておく分には、特に難しいことは考えずに買っても大丈夫そう、ということはわかった。3年後にまたいろいろ検討が必要な気がする。BSアンテナを自前で建てるかとかね。