GUST NOTCH? DIARY

プランゼット

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎1, J-8, 17:30, ★★(2/5), 2010-064

2053年、地球は謎の生命体からの侵略を受け人口が減少していた。最後の砦となるのは、日本方面軍の富士基地。ここには、地球防衛の要となるエネルギー源がある。そのエネルギーを攻撃に利用する、最終攻撃手段「プランゼット」が始動した。防衛線が途切れる14分間を守るために、3体の迎撃兵器が投入される。
53分の作品なので、一般1000円、高校生以下は500円という料金設定になっています。フルCG作品なのに「新時代特撮」っていう触れ込みで、あんまりよくわからないままに見てみました。監督の過去の作品は見たことがありません。
正直、イマイチな感じでした。監督がほとんど一人で頑張っているというのは認めますが、CGの出来は「ファイナル・ファンタジー」の頃から進歩しているようには見えないし、モーションキャプチャーによる動きにも何か不自然さを感じる。「新時代特撮」ってのもどこがそうなのかよく分からない。少し霞んだ感じの絵(これはプロジェクタのせいかもしれないけど)も、ゲームのムービーみたいな感じがしてしまう。
ストーリーの方も、なんで妹があそこに来れるのかという疑問と、戦闘形態についても、なんでたった3人しかいないのかとか、それなら最初からそれを……みたいなところが気になって気になって。
40年後の未来なのに、テレビやら電話やらエアコンやら、さらにはカウンターはニキシー管と、デザインは40年前か?という世界観も、なんか、これとメカデザインがやりたかっただけなのかなぁ、という印象が。
ところで、本日もプロジェクタ上映だったのですが、こないだの「文学少女」の時と同様、予告も何もなしで始まりました。TOHOでのプロジェクタ上映の場合、コンテンツの切替ができないのかもしれません。今日も額縁上映でしたが、こないだとはちょっと違っていて、プロジェクタはスタンダードの枠で投影されているのに、上下に余白があって横長になるタイプでした。テレビなどでは「超額縁」と呼ばれる状態です。