- 1000 yen @ チネチッタ2, I-8, 13:20, ★★(2/5), 2011-002
高校時代に親友のキズキが自殺した。ワタナベは東京の大学に進学。ある日、キズキの幼馴染で、以前は3人でよく遊んでいた直子と偶然再会する。その後、彼女の誕生日を一緒に過ごしたのだが、直後に直子が引っ越してしまったことを知る。
えーと、私は村上春樹はほとんど読んだことがないんですね。さらにベストセラーもあまり読まないということがあって、この本は未読だったわけです。まあ一応の基礎知識としては、恋愛ものであって、ノルウェーが舞台なわけではないということは知っていました。
そんな、ほとんど情報のない状態での鑑賞となったわけですが、結局、一番の主題はなんだったのかがよく分からなかった。キャッチコピーは「深く愛すること。強く生きること。」ということですが、映画からではさっぱり伝わってこない。
原作は2分冊で、村上春樹の代表作でもあり社会現象的なベストセラーだったわけですから、よっぽどカットされてるんでしょうね。
60年代の人たちの会話って、本当にあんな風に文語的棒読み口調だったんですかね?なんか芝居くさくって、そうするとただの棒読みに見えて。
予告で言ってた台詞は本編には出てきてないし。タイトルがどうして「ノルウェイの森」なのかもよくわからない。わざわざ高い版権払ってオリジナル曲使う必要もなかったんじゃないかと。ワタナベが怪我するくだりもなんで怪我したのかよくわからなかった。ベストセラーなので、原作を読んでることが前提の作りなんですかね?
映画化を渋る村上春樹が、よく映画化を許可したなぁ。
松山ケンイチに「青森に行ったことある?」「ないよ」ってのはウケた。