- 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎6, N-10, 18:15, ★★★★(4/5), 2011-031
バレリーナのニナは新しい舞台「白鳥の湖」の主役を狙っていた。しかし、監督のトマスには認めてもらえない。新しい役には官能的で邪悪な表現が必要だったのだ。主役はヴェロニカになると思われていた。しかし、ニナが選ばれた。彼女は主役に相応しい表現力を身につけるために練習を重ねるのだが……。
最初は、ニナが狂気の世界に染まっていくサイコサスペンスかと思って見ていたんですよ。でも、違うんですね。これは、一流を目指す者が、嫉妬と疑念の末に自分を見失った悲哀を描いているんだと思います。なんだか、最後は泣けてきました。
「レスラー」の監督だとは知っていましたが、この人「レクイエム・フォー・ドリーム」の人でもあって、「π」の監督だったんですね。なんとなく納得。
