GUST NOTCH? DIARY

ミッション:8ミニッツ / Source Code

  • 1000 yen @ 109シネマズ川崎2, H-12, 19:25, ★★★★★(5/5), 2011-079

ティーブンス大尉は、気がつくと電車の中にいた。向かいにいる女性は彼のことをショーンと呼ぶ。事態が把握できないままに電車は爆発事故に巻き込まれる。次に気がつくと、カプセル内に縛り付けられていた。これは軍事訓練なのか?自分は戦地でヘリに乗っていたはずなのだが?
死ぬ直前の記憶と神経回路の活動から8分間だけ再構成できる装置「ソースコード」で、爆弾テロの犯人を絞り込む。タイムトラベルではなかった。最初「ソースコード」という映画があるらしい、というのは知ってた。この「ミッション:8ミニッツ」の予告を見た時に、やたら「Source Code」という言葉が連発されていたので調べてみたら、これがその映画だった。予告からは事故の8分前に戻れるタイムマシンか何かなのかと思っていたんだけど、そしたらこんな装置だった、というわけだ。
いやー、これはいろんな点で私のツボを押してきました。今年のNo.1です。
もともと前情報はあまり入れないで見ているので、帰ってきて調べたら「月に囚われた男」の監督だった。相性いいかも。
この装置の仕組みもあまり詳しく語らないところがいい。あまり詳しく語りすぎると矛盾点がでてきてしまうから。そういうものだ、と受け入れるのが吉。
久しぶりに買ったパンフによると、もともとの脚本ではラストはこうではなかったらしい。このラストは賛否両論あるだろうけど、大筋としては問題ない。逆にこのラストだからこそのタイトルですね。ソースを書き換えたら、コンパイル後のオブジェクトに変更が加わるのは当然、というか。
久しぶりに人にも薦められる作品。珍しく、一般向けには邦題を原題から変えて正解かも。カッコ良くはないけど。