GUST NOTCH? DIARY

黒部の太陽

昭和30年代、関西電力は電力供給の安定のため、水力発電のための黒部ダムを建設することを決定する。熊谷組の下請けをしていた岩岡の父親は、ダム工事の要となるトンネル掘削工事を担当する。しかし、糸魚川静岡構造線を横切るトンネルは、破砕帯が存在するために工事は困難を極めた。最初はこの仕事に反対していた岩岡も、いつのまにか現場で工事に参加していた。
石原裕次郎三船敏郎が手がけた、伝説の大作です。DVD化されていなかったのですが、ついに来年ソフト化されるらしいです。今回はチネチッタの「名画座」シリーズのひとつにラインナップされていたので知ったのですが、これは震災復興のための「全国縦断チャリティ上映会」の一環です。

なんででしょうね、今の映画の方が映像としては情報量はリッチになっているはずなのですが、昔の映画の方がスケール感と重厚感があるんですよね。あくまでも「感」なのですが。アナログ的な手法による実写の勝利なのでしょうか?
3時間を越える作品なので、途中にインターミッションがありました。いわゆる休憩時間です。元々の作品でも考慮されているみたいですが、「休憩」と出て一旦上映がそこで切れました。休憩時間が何分なのかのアナウンスがなかったのがちょっと不親切。
チャリティ上映の協力に名前を連ねているチャンネル銀河とファミリーマートから粗品が配られました。
客層は年配のご夫婦が多く、チネチッタ最大の8番スクリーンがほぼ埋まっていました。
三船敏郎三船美佳は目元が似てるな。
石原裕次郎は今のピースの綾部に似てるな。
寺尾聰が若い!というか、幼い!で、宇野重吉と親子役とは。
大滝秀治も出ていたのか。若い!