- 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎2, K-8, 18:40, ★★★(3/5), 2013-004
2074年、タイムマシンは実用化されており、悪の組織が死体を処分するために30年前の過去に送っている。その30年前の世界で、未来から来た奴らを殺して処分するのがルーパー。彼らは高額な報酬を受ける代わりに、ある時点で自分が自分を殺す羽目になる。その後は30年の余生を過ごす。ところが、未来から来た自分が、仕留める前に逃げられてしまった。
タイムマシンものだと、どこから現れたのか分からないものがループの中にあるというケースはよくありますが、これは最初があってループします。で、一回ループして環ができちゃうと、それを崩すのはできるのか?できちゃっていいのか?ってことになると思うんですが……。
戻ってきた自分ってのは、その前に自分を殺すことに成功しているからループしたわけです。つまり彼の視点からみると、主人公の方は殺すのに失敗した時点で、戻ってくる自分とは別の経験をした自分になってるはずなんですね。そういうことが可能なのかどうか?まあ、記憶は伝播するみたいなことを言ってましたが……。生死は因果が分かりやすいのですがね……。
結果としてループシステムを作る原因を取り除く結果になったから、その中のことは些細なことになるのかもしれません。