GUST NOTCH? DIARY

小さいおうち

大正末期、タキは女中として平井家に勤めていた。平井家は少し裕福なサラリーマンの家庭。旦那様と奥様、坊ちゃんの3人家族で、小さいながらも丘の上に建てた赤い屋根の家に住んでいた。ある年、旦那様の会社の若手社員、板倉が年始の挨拶に訪れた。奥様と気が合った板倉はたびたび平井家を訪れるようになる。
中島京子による直木賞受賞作の映画化。バージニア・リー・バートンの絵本は、全部ひらがなで「ちいさいおうち」らしい。
直木賞なわけで、ちょっとしたミステリ仕立てなわけですが、タキさんの秘密はラストに明らかになります。が、もうひとつ踏み込んで秘密を持っているのではないかと思ったりしました。多分、原作の小説を読めば映像にはならない記述とかがあったんじゃないかなぁ、と。
絵本の方も、ちらっとだけ出てきてたみたい。私、どっちも原作は読んでないんですけどね。