GUST NOTCH? DIARY

THINK LIKE ZUCK マーク・ザッカーバーグの思考法 / 斎藤栄一郎 / エカテリーナ・ウォルター (asin:4062189593)

THINK LIKE ZUCK マーク・ザッカーバーグの思考法
会社の本。

  • ザッカーバーグフェイスブックについて「一代で気づきあげた、最も影響力ある情報配信の仕組み」と表現している。はたして、その秘密はどこにあるのか−−その答えを出すのが本書の目的である。
  • 「情熱(Passion)」「目的(Purpose)」「人材(People)」「製品(Product)」「パートナーシップ(Partnerships)」。この5つの「P」こそフェイスブックを始めとするベンチャー企業成功の原動力であり、我々はじっくり見ていく必要がある。
  • ザッカーバーグのテクノロジー好きは父親譲りだ。父親のエドワードは歯科医師で大の技術信望者でもあった。初期のコンピュータは片っ端から買っていたほどだ。最初に購入したのは1978年「アタリ800」というパーソナルコンピュータで、コンピュータ愛好者向けに発売された機種だった。
  • イデアはオリジナルである必要はない
  • 「会社を経営したいのではない。会社にした方が物事を進めるのに都合がいいだけ。」
  • カルフォルニア州パロアルトのフェイスブック本社に掲げられたポスターには、「完璧より完了」と書かれている。
  • 要するに、金儲けのためのサービスを作るのではなく、少しでもいいサービスにするために金を稼ぐのです。
  • フェイスブックのエンジニア全員にこの考え方を周知徹底するため、新人エンジニアが入社する際、プログラミングが本業ではないマネージャー職であっても、ブートキャンプと呼ばれる研修の受講を義務づけています。
  • 世界中がひっくり返るようなすばらしい製品やサービスを思いついても、その夢を形にできる人材がいなければ結局、夢は夢で終わってしまう。
  • 権限は与える必要があるが、管理する必要はない。一般に上司はもっとも成績の悪い部下のお守りに時間を取られ、一番優秀な部下にまで手が回らないものだ。
  • 明確な社風を持つ企業は、人材の採用だけでなく、人を切ることにも長けている。
  • だが、実際に偉業を成し遂げたリーダーたちは、「生まれながらにしてリーダーシップが備わった人間などいない」と口をそろえる。
  • 小規模企業は、社員と創業者の距離が近く比較的少人数の集団内ではっきりとした密なコミュニケーションが撮りやすい。だが、ひとたび組織が大きくなると、いかに社員のコミュニケーションを維持し、やる気を引き出し続けるかがポイントとなる。
  • グーグルやヒューレット・パッカードといった企業が社員に一定の時間を与え創造活動を奨励していることは有名だ。だが、そのはるか前から実践していたのが3Mだったと聞いたら驚かれるだろうか。