- モトヤ活字資料館
- 書体を見れば言葉が浮かび、言葉は書体を選ぶ
- 「ぐいっと凹ませて印刷してください。インキを多めに、あるいはかすらせて」って頼んだら、職人さんに嫌がられたんだけどどうして?
- 昔から活版印刷では、いかに紙を凹まさず、必要最小限の印圧(キス・インプレッション)できれいにインキをつけるかが、印刷工の腕の見せどころでした。
- 活字の文字船が切れていたり、一部がかすれたり濃かったりするのが味わいだなどと言ったら、鋳造工、書体デザイナーもきっと悲しむことでしょう。
- 「フィルム映画はゴミやキズに味わいがある」とか「レコードのプチプチいうノイズがいい」とか、似たような話は多い。本来の欠点を美化して求めるノスタルジー。