GUST NOTCH? DIARY

先生と迷い猫

定年後の「校長先生」はロシア文学の翻訳などをしながら妻が亡くなった後の家でひとりで住んでいた。彼女の可愛がっていた猫がやってきては仏壇の前で座っている。その猫が姿を現さなくなってしまった。妻のことを思い出してしまうのが嫌で猫を嫌っていた先生だったが、来なくなると気になって仕方が無かった。
あの少年はどういうことなんでしょうね。ああいう施設にいるということはそういう境遇ということなんでしょうが。いろいろ思わせぶりな描写がありますが、時系列的にはそういうわけでもなさそうで。
イッセー尾形、主演でみるのは「天皇」以来10年ぶりくらいかも。コメディアンとしてではなく、映画俳優としての彼は独特で好きです。