前作から7年。死んだと思われていたあのタカとユージが生きていた。それぞれ、韓国で潜入捜査官をしていたのだ。取り引き現場で偶然に出会った二人は日本に帰って来たが、港署が移転してしまっていてどこにあるのか分からない。海辺のカフェでお茶していると、突然ライフルで狙われた。実はそれは、7年前に二人が捕まえた尾藤だった。
「あぶない刑事forever(asin:B00007B962)」の時点で既に体力的に限界かと思っていましたが、なんとなんと7年ぶりに復活。脇を固める面々もそのままにまたまた大暴れです。キャストの面々も、なんかお祭り感覚で楽しんでるように見えます。浅野温子があんなに弾けてるのを見るのは凄く久しぶりだ。
コメディ路線の刑事ものは、いまや完全に「踊る大捜査線」にもっていかれてしまった感がありますが、やはりこちらはアクションも見どころ。頑張ってます。うーん、舘ひろしのバイクアクションも健在。実はテレビ放映はほとんど見ていなかったのですが、7年前と同様に楽しめましたよ。
でも、この作品、若年層の動員はどのくらい見込めるのかな?ドラマシリーズは89年に終わっていて、その後スペシャルドラマと映画が2回づつ。ドラマを見ていたのは30代くらいより上のはずです。20歳くらいで見に来てる人がいたら、どうして選んだのかを聞いてみたい心境。
ラスト、「え〜、そういう落ち？」なのかとおもったら、実はそうではないらしい。いずれにせよ作る気になれば次もある。
