GUST NOTCH? DIARY

サンシャイン2057

太陽のエネルギーが減少し、地球は氷河期を迎え、人類は滅亡の危機に瀕していた。7年前、太陽に核爆弾を打ち込み活性化を試みるが失敗。今回は資源の面からも二度目にして最後のチャンスだった。乗組員7名を乗せたイカロス2号は、まもなく爆弾の投下地点に到達しようとしていた。そこで、7年前に消息を絶った、イカロス1号からの救難信号を受信する。
ダニー・ボイル監督ということと、予告の時から気になってたんですよね。なんかどっかで聞いたことあるシチュエーションのような気もしたのですが、何だったか思い出せない。
で、内容の方はなんていうか思ったより高尚な出来でした。「2001年宇宙の旅」をかなり意識していると思います。でも、謎の存在がアレっていうのはちょっとイマイチ。あれなら、正体不明のままの方が超自然的存在としての、いわゆる「神の意志」というものの存在を示すことができたんじゃないかと。
真田広之がキャプテン役。なんともサムライ的な役回りだ。他の役者たちと対等に演じています。英語もなかなか自然な感じ。
もうひといきで名作になるところだったのに。でも、個人的には悪くないです。