GUST NOTCH? DIARY

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7) / 東野圭吾 (asin:4167110121)

「本格か?」という論争があったらしいです。「本格ミステリベスト10」に選ぶかどうかでそんな論争があったらしいですが、「本格か否か」ということを置いて読めば、この衝撃の結末は傑作でしょう。直木賞も納得。っていうか、直木賞ってミステリでもSFでもOKというのがすごい。大衆小説には間違いないけど。
で、本格なのかどうかという点では、これってアンフェアなの?というのが私の印象。叙述的にミスリードしてるだけじゃないかと思った。