GUST NOTCH? DIARY

救急車

山形の大学生が亡くなってしまった、この訴訟の件。

以前も少し触れたことがありますが、実は私も自分で救急車を呼んだことがあります。
土曜日の午後、原付で自爆転倒して、右手薬指を骨折。自宅に戻って休日当番医を調べようとしたのですが分からず、確か近所の外科に電話してみたが当然つながらず、テンパってたんでしょうね、119番にかければ教えてくれるんじゃないかと思って、かけたような記憶があります。今思えば、とりあえず大家さんとこに行けばよかったんだ。
電話の担当の人の対応は思ったよりフランクだったような気がします。で、原付でこけて、骨折したようで、指があらぬ方向を向いてる、ということを話したと思います。そしたら、なんかあっさりと、救急車出します、という話になりました。自分で歩けるのにいいのかな?と思いつつ、「サイレン鳴らさずに来てくれることはできますか?」なんてことを聞いたのも覚えてます。馬鹿ですねぇ。ちなみに、鳴らさないことはできないそうです。
で、来るまでの間に保険証を探して、自分の足で救急車の後ろから乗り込む、という貴重な経験をしました。
土曜日なので、応急処置だけして、とりあえず週明けまで入院してください、となったのですが、なんだかんだで10日間も入院しました。手の指の骨折なのに。
巷では、骨折ごときで救急車を呼ぶと風当たりが強いようで……。

なので、申し訳ないなと思いつつ、なんであんなに簡単に救急車をだしてくれたんだろう?と思っていたら、なんと、当時住んでいた仙台市は原則出動ということだったらしい。多分当時もそうだったんだと思う。

さて、件の訴訟ですが、電話の応答を聞いてると、名前を聞いてるのに歳を答えてるあたりで意識が朦朧としているんじゃないかと思います。その後の対応と、最終的に「自分で行けると思います」と言っちゃってるので裁判の方は難しいと思いますが。逆にそこで「無理です」って言えてれば、素直に来てくれてたんでしょうか?
仮に、119だけ押して意識を失ってしまったような場合はどうなるんでしょう?場所がGPSで分かれば来てくれるんでしょうか?
ところで、最近は、迷ったときにいきなり119ではなくて、相談や問い合わせをできる番号が準備されているところが多いようです。