- 1000 yen @ 角川シネマ有楽町, L-8, 19:15, ★★★(3/5), 2013-099
二重引力に支配されている双子の星では、その物質か生まれた星の重力に引かれるという世界。そして、一方の星は富裕層が住み、もう一方は貧困層が住む。二つの星をつなぐのは、トランスワールド社の建物だけで、二つの星の住民の交流は禁じられていた。「下」の世界に住むアダムは幼いころに登った山の上で「上」の世界ののエデンと出会う。二人は親しい関係になったが、警備隊に見つかり二人はそれきりになってしまった。大人になったアダムはエデンがトランスワールド社で働いていることを知り、彼女に会うために自分の発明をネタに入社することに成功した。しかし、エデンは幼いころの記憶を失っていた。
背景となる世界の説明が必要だったりと、ちょっとハードル高いかな？と思ったりもしたけど、基本が分かってしまえばそんなことはなかった。逆に一方の世界のものはそちらの世界にのみ引き付けられるという設定がいいかも。
いわゆるロミオとジュリエット的、禁断の恋なわけだけど、この星の設定がいいスパイスになってる。
ただ、気になることを言えば、無機物も有機物もそれぞれの星の重力に影響されるというのと、交配した場合は男性の方が優位なのかとかいう点。もしかしたらきちんとした設定があるのかもしれないけど、まあ、そんなこと気にしちゃだめなんだろな。
