GUST NOTCH? DIARY

3Dプリンターが創る未来 / 原雄司,小林啓倫 / クリストファー・バーナット (asin:4822285251)

3Dプリンターが創る未来
会社の本。
邦訳は2013年末の出版。原著は2013年5月。
そういえば、エロ方面についての予測や懸念は触れられてないな。

  • どんな革命でも、その始まりは人々の胸を躍らせるものだ。そして、初期の段階から参加する人々は、大きな見返りを手にし、ワクワクするような時間を過ごせるチャンスがある。
  • 大きく分けると3つの製造方式があり、第1にプリントヘッドをコンピューターで制御し、ノズルから半液状の素材を噴出して層を積み重ねていく「素材射出成形」、第2にレーザー光線などの光を光硬化性樹脂に当て層を積み重ねる「光重合」、第3に粉末を固めて層にしていく「粉末固着積層」である。
  • 歯科の分野では3Dプリンターは確立された技術となっており、多くの歯科医や関連施設で3Dプリンターを使って患者の歯を補う部位が作られている。
  • 2002年、中村は標準的なエプソンのフォトプリンターで実験を始めたが、すぐにノズルが細胞で詰まってしまった。中村はめげずにエプソンに問い合わた(これは史上最も奇妙な「お客様からの問い合わせ」といえる)。