GUST NOTCH? DIARY

ミュンヘン

ミュンヘン スペシャル・エディション [DVD]
1972年。ミュンヘンオリンピックの選手村でイスラエルの選手たちが殺されるテロが発生した。イスラエル政府は、表向きは無関係を装いながらも、報復として謀者たちを暗殺するために、モサドの一員であるアヴナーをヨーロッパに送り込む。アヴナーは4人の仲間と共に任務を遂行するのだが・・・。
スピルバーグ監督による「シンドラーのリスト(asin:B00005R22X)」以来のシリアス路線。アカデミー賞にもノミネートしてます。実は、テロを起こす側の話なのかと思ってました。テロの後、イスラエル側の報復の話なんですね。
事実に基づくということですが、見終ったあと、なんていうか、虚しさみたいなものを感じずにはいられないですね。やられたからやりかえす、でいいのか?終わりはないのか?みたいな。
2時間40分は全然気にならない。この作品を撮ったのがユダヤアメリカ人のスピルバーグであるということを踏まえると、監督がこの作品を撮ることで何を伝えたかった、何を表現したかったのかということを考えざるを得ない。
ラストシーン、後に見えるのは、当時できたばかりのはずのアレですよね。