気づくと密室状態の倉庫で倒れていた。内部には他に4人の男。胸を撃たれているものあり、椅子に縛り付けられているものあり。そのうち全員が意識は取り戻したが、みんな記憶を失っていて状況が掴めない。自分は誰なのか、どうしてここにいるのか?
あまり注目していなかったのですが、あらすじの設定を読んで見に行くことにしました。密室に記憶喪失の男が5人。しかも事件の匂いがプンプンという面白い設定です。
徐々に回復するそれぞれの記憶。それとともに徐々に明らかになる彼らの関係。記憶喪失というのが加わって、これまでにない新しい展開ですね。
ラスト、どんでんがえしにつぐどんでんがえしの応酬。これはこれで面白いんだけど、ちょっと物足りないのは、そのための伏線がなく、新しい設定を提示してきていること。驚きはあるけどヤラレタ感じはあまりしません。このあたりをうまく見せればもっともっと面白くできるんじゃないかというのが勿体無い。
でも、高評価です。
