GUST NOTCH? DIARY

ダーウィンの悪夢

アフリカ、ビクトリア湖ではナイルパーチという魚の水揚げと加工で経済がなりたっている。しかし、とれた魚は海外に輸出されてしまい、地元の人の口には入らない。しかも、農業も不作で飢餓が発生する貧困地帯となっているのだ。
予備知識なしで見ました。タイトルと聞こえていた情報から、生態系がくずれる話だというのは予想していましたが、もっと世界規模の生態系の話をするのかと思っていたら、そうではなくて、湖周辺の貧困の話。ナイルパーチによってビクトリア湖の生態系が崩れた結果と、現在の貧困が生まれてしまうあたりのつながりがいまいちよくわからなかった。で、その結果、海外輸出を優先するあまりにその差が開いている問題。さらに、その輸送における怪しい武器の影、と課題は沢山。
テーマと主張は良いと思うのですが、映画として見た場合には不親切な説明不足なところが多い。なぜこの内容でこのタイトルなんだろう?と思って調べてみたら、ビクトリア湖は「ダーウィンの箱庭」と言われていたらしい。それを聞いて納得。でも、生態系が崩れた話と、現在の貧困問題を比べると、この作品は後者に重点があったように思える。その原因としてナイルパーチがあるのだ、と。
しかし、現在の問題とその闇を描くのに力を入れ過ぎて、それまでの過程の説明が少ないのがマイナス。さらに、ビクトリア湖周辺だけの話に終わってしまっているのもものたりない。
ナイルパーチビクトリア湖の話の概要は以下のサイトにも説明がある。

私は、こういう問題一般を描いた作品だと思っていたんです。