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EUYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-(完全限定生産) / YELLOW MAGIC ORCHESTRA (asin:B001HK0HQO)

EUYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON+GIJON 2008-(完全限定生産)
普通に「LONDONYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN LONDON 15/6 08-([asin:B001HK0HQY])」と「GIJONYMO-YELLOW MAGIC ORCHESTRA LIVE IN GIJON 19/6 08-([asin:B001HK0HR8])」を買おうと思っていたのだけど、普通においてあったのでこちらにしてみました。

  • 9800 yen @ HMV

(追記 2008-12-19)
二枚とも聴いてみたんだけど……、んー、パシフィコの時から思っているように、今の Yellow Magic Orchestra の活動は、御三人の発表会でしかないのかな。ただ単に、観客のいる前で演奏してます、って感じ。
自分たちのやりたいことを(もしかしたらやりたくないのかもしれないけど)やっているだけで、オーディエンスのことは考えていない。あんなまばらな拍手で、本人たちはどう思いながら演奏しているのだろうか?
先日見たストーンズの「シャイン・ア・ライト」では、ミック・ジャガーは開催地と会場、有名な曲、あまり知られていない曲を考慮して直前までセットリストを練っていた。
それと比較するのもなんだが、今のYMOは観客を盛り上げようという意識が微塵にも感じられない。自分たちの好きな音で、自分たちのやりたいような編曲で淡々と演奏しているだけ。しかもほとんどがシーケンス制御で(最近は細野さんの生ベースと幸宏の生ドラムが増えてきてはいるものの)演奏上の見せ場も少ない。
まあ、考えてみると、BGM以降、ライブで観客を盛り上げようという意識はないのかもしれないが。当時は勝手に観客が盛り上がっていただけなので。
少なくとも私が望む「ライブ」は、2000年のどてらYMOの演奏が一番近い。別に曲はなんだっていいのである。RYDEENでなくてもかまわない。三人がちゃんと曲の見せ場をリアルタイムに演奏していて、観客が乗れるセットリストを組んでくれさえすれば。
今は、演奏する側も見る側も、なんだかんだいって満足しているのが負のスパイラルになってる。