- 1000 yen @ 109シネマズ川崎9, H-10, 17:50
今年一発目。ドラマのエピソード0を見てからと思っていて、やっと年末に見たので行ってきました。ダメダメな駄作でした。
気象学的な部分と災害被害について、どのくらい考証されているんでしょうか？
まあ、雹のサイズは可能性としてはアリだと思いますが、台風の発達速度とその威力、そしてそれに伴う高潮の規模など、どのくらい実際の可能性があるものなのか？風速は可能性あるかな、80mくらいだったら。
お台場があれだけやられてるのに、現場はなぜか新橋だけ。お台場はもう生存可能性なしってこと？それとも第八方面隊以外が対応中？それならそれで気象庁はなぜ新橋だけに目が向く？日テレの足元で災害が起きてるのに普通にニュースやってるし。日テレを含め周辺は何の被害もないのか？メトロの新橋駅より海寄りのカレッタの辺りの方が被害が出そうな気がするのだが？
それに、例の新橋駅は普通の線路から分岐してつながっていたような気がするので、線路が水びたしなら、あそこも浸水してるはず。それ以前に銀座線は第三軌条だと思うんで、電気系統がどうなっていることやら？
気象衛星はサブなんてないぞ。今じゃメインの存続すら怪しいのに。柏のレーダーが壊れたって設定なのか？じゃ、静岡の使え。東京周辺くらいカバーできるだろ。
クレジットみてたけど、「東京メトロ」の協力は見つけられなかった。見落としただけかもしれないけど。全部セットだったのかな？
そんなわけで、なんか粗が目立ってしまい、レスキューの活動も現実味に欠ける。あのエンディングはあまりにも非現実的な安物ドラマ。お前らただ見てないでさっさと山本太郎を受け取れ！あと、あれは台風が去った後？
そんなこんなからの逃げなのか、クレジットでは「フィクションでありいかなる現実のものとは関係ありません」みたいなのがはっきりと出してあった。この監督、リアリティのある作品には向かないのかも。ドラマとしてはまずまずでした。まわりではグスグスいってましたし。
正直「エピソード0」の方がよかった。
