GUST NOTCH? DIARY

第9地区 / District 9

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎6, M-12, 16:45, ★★★(3/5), 2010-040

1982年、ヨハネスブルグの上空に、突如巨大な宇宙船が現れた。中に居たのは、まるでエビのような姿の宇宙人。衰弱していた多数の彼らは、そのまま宇宙船の下の地域に移り住むこととなった。宇宙人たちの居住区は「第9地区」と呼ばれ、地球人とは隔離して生活していた。それから28年、荒廃する第よ地区の近隣住民たちの抗議により、宇宙人たちの移住が計画された。それを取り仕切るのが、超国家企業MNU。ヴィカスは、その移住計画の責任者として、宇宙人との交渉にあたる役目だった。
ええーっ!そういう設定だったの!30年も前にファースト・コンタクトが行われていただなんて!しかも、地球人と共生できてたなんて!会話もできてるし! そんな設定に、まず、やられました。
しかしまあ、見た目のせいなのか、それともネイティブではないからということなのか、宇宙人に対する接し方が酷すぎやしませんかね。仮にも相手はあんなに大きな宇宙船を操って旅してきたテクノロジーを持つ種族だっていうのに。なんで地球人はこうも攻撃的なのかと……。
しかも、主人公の行動が、なんていうか軽い。自業自得の自己中の結果じゃないですか。
と、まあ、作中の設定にツッコミを入れてもしょうがないのですが、作品としては十分に楽しめました。