GUST NOTCH? DIARY

告白

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎6, L-13, 18:35, ★★★(3/5), 2010-070

中学校の教師をしている森口悠子は、終業式の日に生徒たちの前である事件の真相を話しだす。それは、自分の娘が死んだ事件の犯人が、このクラスの中にいるという衝撃的な内容だった。そしてさらに、少年法のために罰せられない犯人に対して、自分のやり方で復讐を行うことを宣言した。
これは引き込まれる作りですね。先生の告白から始まって、関係者の告白が続いていく。告白する人間の視点が変わることによって、新たに明らかになる事実。こういう展開、好きです。
原作未読なのですが、これは原作もかなり読ませる作りになっていることが予想できます。本屋大賞も納得なんでしょう。文庫になってるので買ってもよかったのですけど、手を出してません。偶然サイン本も目にしたのですが。
気になったのは一点だけ。映画の展開としては全く問題なく、むしろその描写は恣意的に入れられたフェアなものなのだけど、それが結末に関わる部分なので。その事実によって主人公に関する印象が変わる。
エンドクレジットにあった、「タンバリン指導 ゴンゾー」って、あのレッドカーペットとかにでてる芸人のゴンゾー?