GUST NOTCH? DIARY

FLOWERS -フラワーズ-

  • 1000 yen @ 109シネマズ川崎2, H-9, 17:50, ★★★(3/5), 2010-074

戦前、高度成長期、現在、それぞれの時代を生きてきたある一家の女性たちの、ありのままの姿を描く。
あらすじを書こうと思ったけど、無理でした。公式サイトのStoryでも見れば参考になるかと思ったら、余計にダメだ。映画で見てるだけじゃわからない情報まで含まれてるんだもの。簡単にいえば、資生堂TSUBAKIのCMに出てる女優陣を集めて、映画を作ってみました、ということです。
それぞれの時代に応じて、その時代のフィルムの色合いを使って表現しているというのはいいのですが、女優さんを綺麗に見せるという目的を考えた場合はどうなんでしょうね?解像度とか色合いがすべてではないと思いますけども。あと、中吊り広告で見たんですが、赤い花びらの部分に女優の顔を重ねるビジュアルってのはイマイチでした。
で、6人も主役級がでていて、オムニバスにもなりきっていない、というか、わざと繋がりをつけているために、個々のエピソードが中途半端になっているような気がします。もったいない。おかげで、飽きることは無かったわけですが。
ついでに言えば、個人的に最近どこかで見たような表現や展開が続いたので、ああ、これもか、みたいな。「パーマネント野ばら」だったり「火の魚」だったり。
椿の花のカットを差し込むのも忘れずに数回。
このままエンディングを「Dear WOMAN」にしてたりしたら、それはそれで潔かったかも。