- 1000 yen @ チネチッタ8, O-15, 20:40, ★★★(3/5), 2011-050
みなみは親友の病気で入院した夕紀の代わりに野球部のマネージャーになった。目標は甲子園。マネージャーの仕事の参考になるものはないかと書店に行ったら、ドラッカーの「マネジメント」を進められた。実はそれは会社の経営のマネジメントのための本。しかし、みなみはこの本の内容を野球部に適用してみようと思った。
原作も「マネジメント」も未読。アニメは見た。そういう状況で、あまり評判はよくないけど見てきた。
思ったほど酷くはなかった。これならもっと駄目な作品は沢山ある。それなりに青春映画になっていた。ベタな展開ばかりだけど。
でも、それは仕方がないと思う。原作は、セリフにもあるとおり、この内容はどんな組織にも適用可能である、という部分を高校野球に適用したということであるわけで、そういう意味での適用のためのチュートリアル的なところを青春小説として仕立てたものなのだから。適用すればこうなる、というわけではなく、こうなる可能性もなくはない、ということ。
アニメは（多分）章立てにあわせて、その適用例を示しながら進むという感じだったので、「マネジメント講座」みたいな感じでしたが、映画の方はかなりざっくりとはしょってました。そのせいで、マネジメント的にもストーリー敵にも説明不足的な展開をするところもあり。
川口春奈って子はAKBではないのね。やっぱりモデル出身だけあって、AKBとは違う雰囲気がある。演技はまだまだな感じだけど。
