GUST NOTCH? DIARY

私の男

北海道南西沖地震津波で家族を失った花は、親戚の淳悟に引き取られた。他の親戚たちが心配する中、二人はうまくやっているようだった。花が高校生の時、親戚の大塩が行方不明になり流氷の上で見つかった。その後まもなく、二人は東京に引っ越す。
後半の展開がイマイチついていけなくて、帰ってきてからWikipediaを見てみたところ、原作では時系列を逆行していく形になっているんですね。なるほど、ミステリとしては、最後に向かって事件の真相と動機が明らかになっていくわけだ。映画では逆に順番に描かれているのですが、二人の関係の変化が今ひとつ分からないんですよ。どういう関係なのかというのは、分かるんですが、なんでそうなったのかが端折られてるようで。
それに、原作とはもしかしたら違う展開なのかも。映画で見ている限りは、少なくとも前半は花の方の好意が強いように思える。
16mm、35mm、デジタルと使いわけていたらしい。すいません、わかりませんでした。逆に言うと、16mmをシネスコサイズにしても奇麗に見えるもんなんですね。16mmってあまり奇麗なイメージがないのは、元の素材が古いことや、プロの撮影したものを見る機会が少ないからなのかも。