- 状況
- 更新を行おうとするが、インストールの準備段階で非対応のアプリやドライバが検出され、アンインストールするように指示される。
- しかし、実際にはそれらはインストールされておらず削除もできないのでアップデートが進められない。
- 原因と思われること
ディスクをスキャンし、ファイル名やフォルダ名に該当するものがあるだけで引っかかってしまうらしい。
- 対処
Cドライブ以外のディスクを一時的にオフラインにして隠す。
12月の上旬にアップデートが行われたらしいのですが、「通知」に残っていた情報によるとアップデートに失敗したとの履歴。なので手動でアップデートを試みると「アップデートの準備」の途中で止まって、いくつかのアプリなどはサポート外なのでアンインストールしてくださいとのこと。「アンインストールして続行」をしてもアンインストールに失敗してしまうので、手動で問題を解決してください、となります。「情報の更新」か「キャンセル」しかできないので、対応しない限りはインストールが進まない、という状況。
具体的には DVD-RAMのドライバ(なぜか2つ)とVirtualPCをアンインストールしろという指示です。しかし、「アプリ」の項目を見ても該当するものはありません。VirtualPCに関しては既にアンインストールしているはずだし、ドライバについては2つも出ていても具体的にどれが対象なのかよくわからないので対応のしようがない。
なので、次のアップデートまで放っておこうかと思ったりもしたのですが、一応対処方法を調べてみました。そうすると、過去のアップデートでもアンインストールがうまく出来ずに結局クリーンインストールしただとか、今回の1709に関してはトレンドマイクロまわりで不具合が見つかったとかいうのはありましたが今回のものに近い事象は見つけられず。
そこで、Update Assistant というのも試してみました。しかし、おそらく同様の理由で途中で終了してしまいます。メディアを作ってインストールするしかないのかなぁ、と思っていたところで見つけた記事がこちら。
ふむふむ、実際にインストールされていなくてもキーワードにマッチするフォルダやファイルが見つかると止まってしまうようだ、と。で、それを削除なりリネームなりすれば回避できる、と。
私のマシンは自作デスクトップなのでディスクを取り外してしまえばなんとかなるのだとは思いましたが、ケースを開いてケーブルを外して……というのは面倒。とりあえず検出されなければいいわけなので、「管理ツール」の「ディスクの管理」から、システムが入っているドライブ以外のディスクを「オフライン」にして存在しないことにしました。検索させるのも時間かかりそうだし。
私の環境ではシステムドライブ(C:)の他に、D: には過去にLinuxとWindowsをデュアルブートさせていた時のWindows(XP)の残骸があるのと、他にE:ドライブとしてHDD、F:ドライブにDVD/BDドライブ、G: ドライブには過去のシステムも含むバックアップなどがあるのでこれらを一旦「オフライン」にしました。
この状態でアップデートの「情報の更新」をしたら無事に次のステップに進みました。その後「アップデートの準備」の進捗パーセンテージが増えたのを確認したところでまたオンラインに戻しました。このまま再起動してドライブレターが変わってしまったりするのを警戒したのですが、再起動前には確認がありましたので勝手に再起動することはないようです。
気を付けた点としては、ドライブレターが変わらないように(そもそも変わらないのかもしれませんが)アルファベット順に大きいディスクから順にオフラインにして、オンラインにするときはその逆の順に戻しました。
私はCドライブが単独パーティションなのでよかったですが、複数パーティションが存在する場合はディスク単位ではなく対応する必要があると思います。
あ、あくまでも自己責任でお願いします。