GUST NOTCH? DIARY

悪人

  • 1000 yen @ TOHOシネマズ川崎1, I-8, 18:05, ★★★(3/5), 2010-103

祐一は、出会い系サイトで知り合ったOLに合うために長崎から福岡に来ていた。しかし、彼女は別の男の車に乗っていってしまう。その後、佐賀に住む紳士服店の店員、光代と知り合う。孤独な境遇に同じ匂いを感じた二人は、急速に惹かれあう。祐一は光代に、自分は人を殺してしまったと打ち明ける。光代は、祐一に一緒に逃げようと提案する。
深津絵里が賞を取ったこともあってか、お客は結構入ってました。なんか、彼女はこういう30代の不器用な女性っていうのが似合ってしまうようになっちゃいましたね。満島ひかりもでてましたが、彼女もこういうちょっと意地の悪い女性という役が目立つ。「食堂かたつむり」とか。韓英恵って名前を見ましたが、「ピストルオペラ」のあの子ですよね?
さて、二点ほど分からない点が。
一つはラストの祐一の行動。あの表情とあの行動の後で、あの「手」です。どう解釈してよいものやら。
もう一つは、祐一の祖母の行動。なぜ、あそこでお金を取り戻しに行ったのか、そして、報道陣に囲まれての深い一礼。さらには、現場のスカーフ。何か大きな心境の変化があったのは確かなんだけど、これまたどう解釈したらいいのか。