GUST NOTCH? DIARY

苦役列車

父が犯罪を犯したために一家が離散。北町貫多は中卒で日雇い人夫を続けて暮らしていた。アパートは家賃1万の3畳間、それも家賃を滞納している。彼女もいない。唯一の楽しみは読書。
芥川賞受賞作の映画化なわけですが、逆に原作を読んで見たくなりました。
今時この手の題材をわざわざ映画にするのも珍しい。エンタテイメント性はほとんどありません。動員がイマイチとかいう記事を見ましたが、そもそもそんなに受けないでしょ。
で、この主人公は作者の経歴をみると、まんまそのままみたいですね。最後に手にとっていた本も土屋隆夫の「泥の文学碑」だったように見えた。
で、どのあたりが「列車」なのかというのは伝わってこなかった。音だけしかなかった。