GUST NOTCH? DIARY

エリジウム / Elysium

22世紀の半ば、世界富裕層はエリジウムと呼ばれるスペースコロニーに移住していた。そこでは、病気も犯罪もない。一方、貧困層で溢れる地球は荒廃していた。マックスは幼いころからエリジウムに行くことを夢見ていたが、実際の生活は前科ものの労働者だ。ある日、工場で事故に会い、余命5日と宣告される。生き延びるにはエリジウムにある医療ボットで治療するしかない。彼はエリジウム行きの船に乗るために、裏の仕事を引き受ける。
最近の近未来SFは貧富の二極化が激しいなあ。人口が増えるからしょうがないのかもしれないけど、その割にかつては繁栄していた都市部しか舞台にならないんだよねぇ。地球レベルでの貧富の差はむしろ狭まっているのでは?上の層にいた人が下に降りてきただけ。
テクノロジーってのは人類を平和には導かないものなのだろうか?最新の技術は常に一握りの人のもの。スペースコロニーを作って、万能医療ボットを作って、宇宙船も作って、なのに世界は幸せにはなっていない。