GUST NOTCH? DIARY

グランド・ブダペスト・ホテル / The Grand Budapest Hotel

ズブロフカ共和国の老舗ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」のオーナー、ゼロ・ムスタファは、いつもオフシーズンになるとこのホテルに来て、最上階にある使用人部屋に宿泊する。宿泊中のある作家は、偶然彼と話をする機会を得た。夕食をともにすることになり疑問を投げかけると、彼は昔のことを語り始めた。
コメディ?ミステリ?過去の殺人事件についての回想なんだけど、謎解きってよりは、登場人物たちのキャラクターを楽しむのが正しいんだと思う。実際、描写はコメディタッチだし。
で、結局、犯人は誰だったんだっけ?奴でいいんだよな?
この作品、画角が変わるというのが特徴です。画面比率でストーリー中の年代を表現しています。具体的には、スタンダード、ビスタ、シネマスコープの3種類が切り替わります。DCPはビスタで作られているということだったのですが、ビスタ比率の画面は額縁でした。おそらく、各画面での有効面積が同じくらいになるようにしたのでしょう。しかし、ほとんどがスタンダード画面でした。