GUST NOTCH? DIARY

プチコン3号にマイク端子から文字入力 その5

その後、結局 PetitEditor 的な方向になっていた。

キーダウンごとにキーコードを出す方法は比較的安定だったんだけど、私の打ち込み速度についてこれない。理由は分かっていて、キーダウンごとに関数を呼んでいるため、前の入力の音声と次の入力の音声が重なってしまうこと。一旦バッファリングしてから……という方法も考えられるんだけど、じゃあ、どのタイミングでバッファをやめるか、ということになる。
そこで、一行入力してEnterが押されたら一気に送るということを考えた。そこまで行ったら複数行あっても一緒だな、ということでテキスト丸ごと送る方向に。
ところがここでまた問題が発生。ポチポチとキー入力が行われていたときは、パルスがキレイに出ていたのだけど、これを連続で送るとちょっと文字数が増えると歪んでしまい波形がでない。どうやら、不連続な波を一連の音声として出そうとしている部分に無理があるようだ。やはり搬送波となる波に対して変調をかける、というのが無難みたい。
そういうわけで、現方式も破棄する。別の方がやってるカンザスシティスタンダードやらに乗っかるか類似の方法がデコードが軽そう。FSKですね。