Version 0.1beta を公開。
PetitEditor が出力する音声データを3DSで受信し、SLOT1にテキストとして出力する、プチコン3号のためのツールです。
ダウンロードキーは今後も変更になる可能性があるので、下記の PetitEditor の Instruction のところを参照してください。
本プログラムを使用したことにより発生した如何なる事象についても責任は負いません。自己責任でご使用ください。
- 使い方
- PCの音声出力を3DSのマイク端子に入力する必要があります。内蔵外部マイクでは利用できません。
- 上記 PetitEditor のテキストエリアにプログラムなどを入力します。
- 3DS側で GN_RECEIVER を起動します。AボタンでマイクをONにし、Bボタンでサンプリングを開始します。サンプリングを開始すると、入力音声の波形が描画されます。3DSのマイクに息を吹きかけて波形が動く場合は、マイク端子への入力に切り替わっていません。
- PetitEditor側の「Play 12270Hz Wave」「Play 6135Hz Wave」を使用して、PC側の出力ボリュームを調節してください。振幅が最大となるように調整するのがベストです。
- 振幅の調整が済んだらYボタンで解析を開始します。このあと音声の入力待ちとなるので、PetitEditor の「Play as Audio」を押してください。
- UNICODE Mode の場合、一文字を2バイトでエンコードします。漢字などもそのまま送ることができますが、転送にはASCIIモードの2倍の時間がかかります。
- ASCII Mode の場合、一文字を1バイトでエンコードします。0xFFより大きい文字コードについては矢印「→」に置き換えられます。
- 受信結果は改行文字(0x10)が検出されるごとにSLOT1に出力されます。
- Xで終了です。
無音状態から音声が入力されることを前提としていますので、音声が入力されている状態で解析を開始した場合は正しく解析できません。
プチコン3号側はサンプリング周波数16360Hzでエンドレスにサンプリングします。出力側は12270Hz の矩形波 4cycles が1を、6135Hz の矩形波 2cycles が0を表現しており、1byte をスタートコード「10」に続いて8bit、エンドコード「0」の合計11bitで送出します。
サンプリング周波数16360Hzに対して12270Hzの波形は元の矩形を再現することはできませんが、ここでは波の数が把握できれば十分なのでこのような仕様にしています。そのため、12270Hz の波形は包絡線が波をうちます。プチコン側はグレーの線以下の振幅は0が入力されたものと判断しますので、この包絡線がグレーの線以下にならないようにボリュームを調整してください。逆にボリュームを上げすぎると、バイト間の不連続点においてギブス現象により0である値がグレーのラインを超えてしまうことがあります。