GUST NOTCH? DIARY

叫

映画

陸上なのに海水で溺死するという奇妙な事件が連続して発生。吉岡が捜査にあたっていると、犯人の遺留品がなぜか自分の身の回りにあるものばかり。同僚の宮地も彼に疑いの目を向けているようだ。悶々としながら捜査を続けている吉岡のところに赤い服を来た女が現れる。彼女は被害者の女性なのか？
黒沢清と役所広司の組合せは、ある意味定番。ホラーなのかサスペンスなのかよくわからない状態で見てきました。で、一応ホラーだったんだろうな、これは。
ミスリードされるべき部分でうまく乗り切れなかった。えっ、そんなのわかってんじゃん、みたいな。それは狙いだったのか失敗だったのか？そのあたりが不明でちょっと物足りない。
この組合せだったら「ドッペルゲンガー」の方が好きだな。
キャスト的にも小西真奈美だけがちょっと浮いていたような気がする。こういういいかたもなんだが、もう少し華が目立たない感じの女優さんの方がハマルのではないかな？
まあ、不可ではないけど、あまりおすすめもできないかな。
あの叫び声の音響だけは一聴の価値ありですね。劇場の音響にもよるけど「サイレン」より凄かった。