奇術師として若き才能のあるアンジャーとダントン。二人は互いに尊敬しあう、良きライバルであった。しかし、ある日ステージでアンジャーの妻が事故死する。ほどけるはずのロープを結んだのはダントンだった。アンジャーはダントンへの復讐を誓い、ダントンは執拗なアンジャーへの憎しみを抱えていく。互いに一流のマジシャンになった二人は、瞬間移動のトリックを探りあっていた。そしてある日、ダントンはアンジャー殺害の容疑で投獄されるはめになった。
pre-stage なのかと思っていたら、prestigeだったんですね。「シックスセンス」依頼の「結末は内緒」なお約束で始まったので、こちらも構えて見ていましたが・・・。
うーん、個人的には嫌いじゃないんですがね、そのトリックはアリなんでしょうか？これってサスペンスだったんじゃないのぉ〜？という。もうひとつのトリックのほうも、イリュージョンとしてはベタなものだし・・・。
脚本としてはかなり練られているのは分かります。どちらのトリックにもきちんと伏線が張ってありましたし。でも、その肝心のネタがソレでは・・・、最初からそういう路線だと思っていれば、そういう心構えで見たのですが。
ニコラ・テスラがデビッド・ボウイでした。
