1000 yen @ 109シネマズ川崎シアター3, H12, 21:35
世間を騒がしている連続少女バラバラ事件。そのバラバラ死体の腕が「実録犯罪」の編集部で発見された。近くの新聞社に努める敦子と、こづかいかせぎに作品を載せていた関口は、敦子の兄である「京極堂」を訪ねる。そこへちょうど榎木津も同じ用件でやってきた。
粗筋が書きにくい作品だなぁ。原作があれだけぶ厚いんだからまとめるのなんて所詮無理か。
前作「姑獲鳥の夏」のキャラクターをそのままに続編ということになりましたが、前作と違ってキャラが立っていないのと、(未読なんでわかりませんが)かなりもりだくさんの原作のいくつかの要素だけを抜き出しているせいか、長いわりには薄っぺらく感じてしまいました。前作での実相寺昭雄の世界観ぐらいのクセがないと、原作に負けてしまいますね。
京極夏彦の原作は続いているので、映画化も狙っているのかもしれませんが、演出は考えた方がいいかもしれませんね。
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- 公式サイト
- サントラ: オリジナル・サウンドトラック「魍魎の匣」
- 原作: 文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)
