GUST NOTCH? DIARY

洋画が不調という記事

はてなのトップで「痛いニュース(ノ∀`):洋画離れ止まらず。興行収入4割減少…“若者の字幕嫌い”などが原因か」という記事があった。

ざっくり眺めてみて、ここでの意見に関する個人的な感想。
まずは元記事のほうから

「家庭の大画面テレビで簡単に映画を楽しめる環境がごく普通になったことが大きいのでは。それにほとんどの作品は、すぐにDVDで借りることができる」

「すぐにDVDで借りることができる」のが大きいと思います。公開後半年もしないうちにレンタルされるのもあるし。

「DVDの低価格化に加え、吹き替えの海外テレビドラマに慣れた若者が、字幕の洋画を嫌っているのでは」

バラエティなどでテロップは多用されているので、文字がでてくる、それを読む、ということに関しては抵抗はないはず。むしろ読解力がなくなってきているのではないでしょうか。バラエティのテロップにしても言ってるセリフをわざわざ文字にもしているということもあり、耳と目で同時に刺激しないと理解できないのに、画面を見ながら字幕を読むということが苦手な人が増えているのかも。でも、それが原因ではないと思う。

で、まとめサイトのほう。

映画は高すぎる

先日「映画を安くみる方法」というのをかきましたが、1800円出して見るのは馬鹿馬鹿しいです。ちょっとしたことで1300円以下で見れます。せめて1500円までです。
1800円という初期設定が高すぎるのはいうまでもありません。レンタル待ちの人にとってはこれで何本借りれることやら。

ハリウッドもネタが尽きたんだろ

そのとおりです。昔の作品のリメイク、日本や韓国の作品のリメイク、あとはアニメ、ゲーム、コミック原作で知名度のあるものを映像化。日本で大作として公開されるものでないほうが面白い場合があります。
後は、もしかしたら、面白い作品があるのかもしれないのに日本で買い付ける人がそれを選ばないとかも考えられます。

「○○サイコー!」とか「感動しました!」のCMが嫌で観に行きたくなくなる
あと吹き替えがタレントのやつ

私もこの手のCMは嫌いです。宣伝なのに悪いこというわけないじゃん。で、コメントがワンパターン。下手な意見を入れられるとそれはそれで困るのでしょう。
吹き替えがタレントというのは、結局は本編とは関係ない部分での動員。下手な吹き替えを見たくない人は逆に行かなくなるので、よっぽどのキャスティングをしないと黒字にならないんじゃないでしょうか?

まとめると
・高い ・つまらない ・快適でない
って事だな。

・高い ・ハズレが多い ・値段に見合わない
だと思います。

洋画の衰退だけでなく、邦画のほうもテレビの映画化とアニメばかりです。今年でいうと、「ポニョ」「花男」「相棒」「ポケモン」。結局、確実だと思うもの、評判の高いものにしか行かなくなってるんでしょうね。値段が高いから。
入場料さえ安ければ、売店のものが高いのはそういうビジネスモデルとして許せるような気がします。