昨日買ってきた SONY ICF-B03。旧モデルの ICF-B02 との違いは付属の変換端子が違う点です。ICF-B02 は PDC, cdmaOne, FOMA の充電端子が付属していましたが、ICF-B03 は、cdmaOne, FOMA, microUSB が付いてきます。
ICF-B03 は、iPhone や一部の機器は充電できないことになっています。対応している機種はこちら。
これが、付属しているアダプタがないから非対応なのか、それとも、実際に出力が足りなくて充電できないから非対応なのか、というのを確認してみました。
結論からいきます。
ICF-B03 は装填した乾電池からの充電と、手回し発電による充電ができるのですが、
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- 乾電池からの充電は不可
- 手回しによる充電は可能ではあるが、不安定な出力だと機器を壊す恐れがあるので、いざという時だけにしとけ
- iPod touch 4th Gen. の場合
付属のFOMA端子からDock端子に変換するアダプタをつけます。これで、乾電池からの充電だと以下の画面がでます。
充電機能はこのアクセサリではサポートされていません。
この場合、「このアクセサリ」が指すのは ICF-B03 のことです。電池は単四2本なのですが、何Vで何mAの出力が出ているのか不明です。いずれにせよ、iPhone や iPod は 700mA 程度の出力が必要らしいので、それ以下であるということになります。
しかし、手回しで充電させると、ちゃんと右上のインジケータが充電モードになり、充電させることができます。しかし、通常よりも高速にハンドルを回さないといけないのと、回転数が落ちて出力が減ると上記の画面がでてしまいます。また、逆に最初の回転時に低い出力がでてしまっても同じ画面が出てしまうので、短時間集中で最低限素早く充電、ということなら可能のようです。
- WS020SH の場合
付属のmicroUSB端子では充電できません。充電専用ケーブルのmicroUSB端子で充電させる必要があります。私は、別に持っていた FOMA->microUSB 変換ケーブルを使いました。03のUSB充電はActiveSyncしている母艦からしか出来ないという例の制限絡みだと思います。信号線のない充電ケーブルを使いましょう。
乾電池からの充電はこちらもできません。最初は充電ランプが点きますが、10秒程度で消えてしまいます。おそらく、外部バッテリとしては電源が供給されている状態です。
手回しで充電させると、こちらは比較的普通の回転でも充電モードになります。以前買ったLT-06HECよりもハンドルの長さが少し長いので楽です。
これで、ラジオの電池は心配しなくていいし、03 が充電できればワンセグも見れるし、PHSはいざという時につながりやすいし。備えあれば憂いなし。
どなたか、電流計を持ってる方は出力を計測してみてくださいな。