GUST NOTCH? DIARY

サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ / Side by Side - The Science, Art, and Impact of Digital Cinema -

  • 1000 yen @ 新宿シネマカリテ1, D-14, 17:10, ★★★(3/5), 2013-001

デジタル化の過渡期にある映画業界。フィルムへのこだわり、デジタルの利点などをキアヌ・リーヴスが映画製作者にインタビューする。
どの作品がフィルムかデジタルか、どの機材で撮られたかというのが出るのが良い。これデジタルだったんだ、とかその逆とか。
見る側はあまりスクリーンを選べないので、どんどんとデジタル上映が増えてきていますが、製作者の方はまだフィルムに拘る人もいて、ノーランなんかはフィルム派なわけです。一方、ルーカスはデジタル推進派でどんどん機材をも開発していきます。最近はビデオから入る監督もいて、そういう人はデジタル化にはあまり抵抗がないみたい。
撮影する側から言えばデジタルは便利。でも、それによって撮影監督の立場は揺らいでいるし、役者の心構えも変わってきている。さらには「映画」の定義も変わってしまうのかも。
保存用フォーマットとしては、フィルムは最適なんだけどねえ。デコードできないってことがないから。