GUST NOTCH? DIARY

運転免許証の更新

一応優良ドライバーなので5年ぶり。前回の更新はICチップが導入される直前だったので、今回やっとICチップつきになりました。
いつも、即日交付してくれる警察署に行ってます。写真もその場で写してくれるので。
警察についたら、まずは手数料のための収入証紙を買うわけですが、これは交通安全協会が売ってます。これが過去三回で売ってる場所が全部違うんですよね。最初は手続き窓口の脇で、前回の時は外の警察の向かいに行かなくちゃいけなくて、今回は玄関を入ってすぐ脇でした。
そしたら、後2分で講習が始まりますので急いでください、とのこと。前回の時は、講習はエンドレスでやってる途中からでも参加できて、一周したところで退室できたのですが、今回はちゃんと最初から受けないといけないらしい。
ともかく、受付。まずは受付脇にある機械に免許証を入れて、暗証番号を2つ入れさせられる。なるほど、ここで入れるなら秘密は保持されるのねー。でてきたのは、スキャンした免許も画像として印刷されている申請書と、入れた暗証番号の登録カード。登録カードには「免許証と一緒に保管しないで下さい」とあります。
で、申請書に必要事項を記入して、視力検査と写真撮影。私はコンタクトなのですが、片目づつだとちょっと見えにくい。両眼視力なら問題ないんで良かったんだけど、警察の視力検査の機械は、ランドルト環までの距離があって、健康診断の時のものより見やすい。
続けてあわただしく写真を撮影して、講習会へ。
ビデオはスタートしてましたが、内容は最初から見れました。ビデオが15分、その後最近の道路交通法の改正のポイントなどについて15分。最近はドライブレコーダーを搭載している車が多いので、ビデオの中ででてくる事故のシーンも実際のもの。ミラーがフェンダーミラーなので、やっぱりこれはタクシーが多いのかなぁ、と思ったりしながら見てた。
講習では、ここ5年での主だった改正点についての説明。13個あって

  1. 運転経歴証明書に関する規定の改正(H24.4.1)
  2. 高齢者マーク(高齢運転者標識)の新デザイン(H23.2.1)
  3. 高齢運転者等専用駐車区間制度の導入(H22.4.19)
  4. 高齢運転者に対する講習予備検査の導入(H21.6.1)
  5. 飲酒運転等の罰則の強化(H19.9.19)
  6. 飲酒分店等に対する行政処分の強化(H21.6.1)
  7. 後部座席でのシートベルトの着用が義務化(H20.6.1)
  8. 車間距離保持義務違反の罰則強化(H21.10.1)
  9. 矢印信号に関する規定の整備(H24.4.1)
  10. 聴覚障害者が運転できる車両の種類の拡大(H24.4.1)
  11. 運転免許等に関する手数料の標準の改正(H24.4.1)
  12. 自転車の通行方法に関するルール整備(H20.6.1)
  13. 自転車を一方通行とする規制標識の新設(H23.9.12)

が教本に載ってます。

神奈川県の場合、これに加えて、自転車運転中の携帯電話の使用と、自動車・自転車運転中の大音量の音楽やヘッドホンの使用が禁止されています。

さて、受け取った免許証を見たら、本籍の欄がありません。ICチップに含まれているらしいです。「氏名」「生年月日」「免許証交付年月日」「有効期間」「免許の種類」「免許証番号」を読み取る際には暗証番号1が、「本籍」「顔写真」を読み取るためには暗証番号1と暗証番号2が必要なんだそうです。チップが入っているので、従来のものより厚くなってます。あと、裏面が臓器提供意思表示カードになってます。
古い免許証は、処分してもらうか、パンチ穴をあけてから貰えるということだったので、貰ってきました。このパンチ穴の形は何の形かしら?と思ったら、神奈川県のマークでした。

ICチップはSuicaと干渉する可能性があるらしい。今日のところはなんともないけど、覚えておこう。