GUST NOTCH? DIARY

ロングセラー商品の舞台裏―ヒットを続けるのには理由がある (asin:4415309240)

ロングセラー商品の舞台裏―ヒットを続けるのには理由がある
会社の本。「国民的商品から学ぶ企画、開発、営業・宣伝のすべて」と書かれていますが、雑学的部分の方に目がいってしまう私。

  • 平安時代の逸話に由来を持つ「三ツ矢」の商標登録は1899(明治32)年のこと。その10年後、1909(明治42)年には、なぜか「二ツ矢」「四ツ矢」「五ツ矢」も当時の発売元から商標登録されている。
  • 世界共通語であるエスペラント語で「ヨーグルト」を意味する「ヤフルト」の造語とした「ヤクルト」を商品名とし、シロタ株の原液の製造・販売に乗り出した。
  • ロゴが直接瓶に印刷され始めたのは、1972(昭和47)年からだ。当時は、「麦酒様清涼飲料水」と表示されていたが、最盛期の1981(昭和56)年には規制により、「清涼飲料水」への変更を余儀なくされる。現在は、こだわりの「麦芽」、「発酵」の2文字を入れ、「麦芽発酵飲料」になっている。
  • 1961(昭和36)年に、タウローゼC発売。さらに、タウローゼCで得た技術や市場の反応を見て、翌62(昭和37)年、リポビタンDは発売された。
  • 発売当時、「禁煙を欲せられる紳士淑女のために、特製ポケット用」というキャッチコピーをつけた新聞広告を打ち、大評判になる。
  • なお、現在、6月10日は「ミルクキャラメルの日」として日本記念日協会に正式に認定されている。
  • 1955(昭和30)年、健康にかかせないカルシウムとビタミンB1の名をとってカルビー製菓と社名を変え、社長の松尾孝はまだ不十分だった日本の食糧事情に貢献しようと、腹持ちのいい小麦粉を使ったあられを主力商品に選んだ。
  • ロッテのガムは東京・新宿の工場で生産されている。
  • 東ハト執行役員に元プロサッカー選手の中田英寿氏を起用したことでも話題をさらった。
  • 今では高級食材となったクジラ。そのクジラ肉を使っていたのが、発売当時のマルシンハンバーグだ。
  • 現在の主原料は、使用量の多い順に鶏肉、豚肉、牛肉となっている。
  • マヨネーズ用に黄身を分離した後の白身は、ケーキやお菓子の原料として販売されたり、かまぼこやちくわなどの水産練り製品、ハム、ソーセージなどに使われている。
  • 当時、アメリカのイラストレーターが考案したキャラクターが世界的に大流行していたことを受けてのことだ。
  • もっと気軽にカクテルを楽しんでほしいという思いから、合成レモン液を作ろうと決意した。
  • 本来のウスターソースは肉の煮込みなどに数滴たらして使うものだった。
  • ライバルであるサランラップアメリカ生まれ
  • 正露丸」の登録商標大幸薬品が持っているが、1974(昭和49)年と2008(平成20)年に最高裁で「『正露丸』は普通名称化している」という判決が出ており、現在では多くの製薬会社から正露丸という同じ名前で発売されている。
  • 最も快適な書き心地にこだわった当時の開発者は、試し書きを繰り返して、フェルトペン先の角度が現在と同じ79度という結論にいたった。
  • 当時はカミナリ族と呼ばれた暴走族が社会問題となっており、彼らが信号機に向かって集団で石を投げつけている映像が流れたのだが、伊藤はその非社会的行為よりも、石をぶつけられても壊れない信号機の方に興味を持った。
  • それは、靴の修繕職人などがガラスの破片でものを切り、切れ味が悪くなったらガラスを割ることで、再び鋭い破片にして使っているところだった。
  • 躍動感を持って男女と新スカイラインの関係を描いた6代目モデルのための小説「戦場ヶ原の稲妻」だけは、社の意向によって一般の目にも披露され、その開発ストーリーは話題を呼んだ。
  • 車体は、スカートをはいた女性でも足抜けがしやすいように、中央部が大きくくぼんだデザインを採用。